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2020年10月7日
「海幸ゆきのや合同会社」の設立について
関西電力株式会社とIMT エンジニアリング株式会社は、
バナメイエビの生産・加工・販売を行う
「海幸(かいこう)ゆきのや合同会社」を令和2 年10 月7 日に設立した。
本合同会社は、IMTE と国際農林水産業研究センター(JIRCAS)が開発した
室内完全閉鎖循環方式(ISPS:Indoor Shrimp Production System)でバナメイエビの生産を行うものである。
生産施設は、静岡県磐田市竜洋地区に建設する予定である。
ISPS システムで生産したエビは、薬を一切使わない安心安全な食材としての評価が高い。
施設は2021 年1 月に工事着工、2022 年1 月から生産開始、同5 月には初出荷の予定である。施設の敷地面積は1.6ha、幅12m、⾧さ40mのプール6 レーンで、妙高市の現プラント(2 レーン)の3.5 倍の水槽容量を持つ。年間80 トンの生産を計画しており、陸上養殖施設としては、日本最大規模になる。IMTE では妙高市、モンゴル国ウランバートル市に続き、磐田市の施設が3 例目となる。
IMTE では、今後、ISPS の導入事例を増やし、ISPS の国内、海外の普及を目指すと同時に、中小規
模のISPS 施設の開発や稚エビの国産化も進めていく方針である。
IMT エンジニアリング株式会社
代表取締役社⾧ 冨田 ゆきし
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